isakosanの働きたくない金魚日記

働きたくないので働かなくて済む方法を模索中です。

金魚ちゃんという名前の金魚ちゃん ⑥

f:id:isakosan:20191202195141j:plain
引っ越しから2週間たった8月

我が家の金魚ちゃんに異変を感じる

左側、エラの後ろらへんに ふくらみが見える

ネットで調べてみるが治療法が分からない…

と言うより治療法はいくつかあって確立されていない

その治療法が合っているのか?

うちの金魚と病状は似ているが同じ病気なのか?

同じ症状でも、この薬が効いた人もいれば特に効果が出なか

ったという人もいる

間違った治療法は金魚にとって負担

効果が出なかったからと言って薬を変えてコロコロ治療法を

変更するのはもっと負担

大切なのは病気を見極めること なのだが

実例が少な過ぎて病状から病気を見極めるのが本当に難しい

金魚で有名な病気の白点病のように

病状が出回っていて原因も解明されているような病気ならば

治療法も確立されているので治療しやすい

早期発見しなければ治るものも治らないのだが…

私が見つけたときには ふっくらとふくれている状態だった

エラのすぐ後ろ鱗の下からぽっこりと何かができている

ネットで調べて同じ症状の画像を検索してみる

ほとんどの方が経過観察中

似たような症状で 腫瘍、ポックス病

ポックス病は似てたけど違った

腫瘍は似てるけども体外に出来てるものが多く

うちの金魚ちゃんの出来物は鱗の下から隆起してる感じ

鱗が張り裂けるんじゃないか?てくらいのふくらみがある

発見してから2週間で少しずつ大きくなっている
f:id:isakosan:20191202201800j:plain

その出来物ができてから、体もなんだかパンパンに丸くなっ

てきて多分内臓がやられているんじゃないかな?

まつかさ病のように片側の鱗が立っていて、目もポップアイ

気味…

餌の食い付きは良かったのだが多分消化吸収されていない

自分のした糞をしっかり食べていたからだ

いくら金魚でも糞を誤って食べることはない

口に含むことは多々あるがすぐに吐き出すものだ


はっきりとした治療法がわからなかったので

とにかく隔離して金魚にはおなじみの塩水浴で様子を見る

日に日にでかくなってく出来物

それにあわせてふくれてく身体

泳ぎ方もなんだか辛そうだ 重い身体をゆさゆさ横に揺らし

ながら泳いでいる

健気にエサくれダンスをしてくる金魚ちゃん

私はどうしたらよかったのだろうか



私は金魚ちゃんと少しでも長くいたかった

人間のエゴだ…今後のために 色んな薬を試すということも出

来たのかもしれない

でもそんなことはやっぱり出来ない

絶対にこれだ!と確証のもてる病状の一致がなくて

治療法が見つけられなくて 賭けで劇薬をを使いたくなくて

少しでも生きて一緒にいて欲しかったから

私は当たり障りのない塩水浴に逃げた

変な事をして金魚ちゃんの命を削りたくなかったから


金魚ちゃんは頑張ってくれた


塩水は痛みやすいので2日に1回水替えを行った

2週間ほどたった朝



金魚ちゃんは静かに横たわっていた

トリートメント水槽の底面は白い

砂利なんか敷いてないので

そんな中に金魚をいれるとみんな色が抜けていく

金魚ちゃんもすっかり白っぽい金魚になってしまっていた


朝 金魚ちゃんを見て

「綺麗だな」と思ったのは

生命が途切れて、底面の色の保護色に合わせる必要もなく

なって ありのままの金魚ちゃんの美しい体色が現れていた

からだ


まだ生きているみたいに綺麗だった

金魚ちゃんは最初の金魚でとにかく綺麗で一番好きだった

猫背気味な姿勢も独特で好きだったし

透明鱗におおわれた全身はうっとりするほど美しい

尾ビレに入った墨もバランスよくとっても好きだった

こんなに美しい金魚がもう動くことがないと思うと

本当に悲しかった




結局原因は分からなかった

先天的な病気を持っていて引っ越しのストレスが引き金にな

ったのでは?という結論にした

f:id:isakosan:20191202215522j:plain
賃貸アパートにて
f:id:isakosan:20191202215736j:plain
賃貸アパートにてリセットしたて
f:id:isakosan:20191202215912j:plain
f:id:isakosan:20191202220836j:plain
塩水浴中





今回はこれでおしまいです

最後まで読んで下さった皆様本当にありがとうございます

金魚の病気は見極めが難しいですよね

日々の観察を怠らず早期発見早期治療です

今回の私の身に起こったことは皆様の何のお役にも立てませ

んが、こんな病気もあるんだなぁって知っていただければ幸

いです

それではまた次の記事でお会いしましょう

ごきげんよう