金魚水槽~お手入れ&メンテナンス~
まずこちらをご覧ください。
嗚呼、美しいでしょう・・・
こんな水槽を毎晩、夜な夜なコーヒーを片手にタバコを嗜みながら、何も考えずに眺める。
仕事のストレス、雑多な日常から解放され ただ水槽を眺める行為に没頭できます。
この水槽には美しいだけじゃない、そう自分で作りあげたからこその満足感、達成感もおまけでついてきます。
どうですか?
単純に美しいものはたくさんある世の中で、自分の手が加わっている、と言う付加価値が最高に疲れを癒してくれますよ?
欲しいでしょ?やってみたいでしょ?アクアリウム
私は金魚にご執心ですが、世の中には信じられないほどの絶景をこんなに狭い水槽で表現している方々がたくさんいらっしゃいます。
息をのむような美しい水景、まるで大自然の絶景を切りっとてきたかと思うほどの再現率、逆に大自然では見ることのできないロマンある水景。
製作者の知識と努力と忍耐と試行錯誤の結果です。
アクアリウムをかじっているからこそ、ただ「美しい」だけでは終わらない感嘆の「嗚呼、美しい」になるわけです。
私はあいにく淡水水槽しか出来ていません。しかも金魚だけ・・
海水水槽、古代魚・・憧れです。
どの口がアクアリウムを語っているんだ!とお思いの方もいらっしゃると思いますが。
私は自分の金魚水槽、「なかなかキレイじゃね?」と思っておりますので、恥を承知で言わせてもらいます。すみません。
なので今回は金魚水槽のお手入れ&メンテナンスを独断と偏見でご紹介させていただきます。
日頃のお手入れ
1. 安定した水質を維持するために
2. 濁りのない水を維持するために
3. クリアな水槽を維持するために
1. 安定した水質を維持するために
安定した水質は定期的な水換えに尽きます。
60㎝水槽、底材に大磯砂(厚さは1センチ未満くらい)、上部フィルター、サブフィルターにスポンジフィルターを使用
a. 1週間に1回から2回の水換え
b. 水量は3分の1から2分の1
c. 水換えの際、砂利クリーナーで底材もひっくり返す勢いで掃除しながら水を抜く
d. 上部フィルターの給水スポンジは毎回、水道水でもみ洗い。(物理ろ過の期待)
e.- スポンジフィルターは毎回、飼育水でもみ洗い。(生物ろ過の期待)
a.b.はそれぞれ水槽の生体の数で分けています。
60㎝水槽に約10センチ(ヒレの長さは入っていません)の金魚2匹の場合は週に1回3分の1程度の水換えで維持できています。
同上の条件で金魚3匹以上ですと、週に2回2分の1程度の水換えを行っています。
と言うのも3匹以上の水槽の金魚は何かと病気がちで、水換えの頻度をあげています
2. 濁りのない水を維持するために
浮遊物の撲滅に努めます。
- 上部フィルターグランデ使用(単純に物理ろ過層を増やす)
- 底材の使用(ゴミが浮遊しにくい)←細かい大磯砂が最高
- サブフィルターの使用(スポンジフィルターも相当、物理ろ過に期待できる)
3. クリアな水槽を維持するために
水のクリアさは、ろ過バクテリア様々です。
- 上部フィルターをグランデにすることで生物ろ過層も増やす(ろ材の追加によってバクテリアの住処を増やす)
- スポンジフィルターに生物ろ過を期待しているので、飼育水でお手入れする
- 底材の使用によってバクテリアの住処を増やす
3. クリア(視覚的)な水槽を維持するために~物理的に~
コケの除去に尽きます。
使用する道具
- メラミンスポンジ
- 分度器or三角定規
以上を自分の手で持って水槽に手を突っ込みます。
私もコケにはず~っと悩んでいて、今も分かりません。
もう共存する覚悟です。
過去にも色々なコケ取りの道具を使ってみましたが、結局これが一番キレイで早くて確実でした。
使い方
まず、水槽に薄っすら生えた柔らかいコケをメラミンスポンジで軽く取ります。
(メラミンスポンジを使うことによってはがしたコケが水槽内に浮遊するのを防げます。)
次に しぶといコケを分度器を使ってこそぎ取ります。これを3面ともやります、3面やることに意味があります。
正面だけでは美しく感じません…
そして、力は入れてはいけません。水槽が傷つきます(うちはアクリル水槽なので・・)
一通り終わったら斜め下からコケの最終チェックです。
傷だらけですみません
どうですか?驚くほど地味でしょ?
でもこの地味で地道な作業が一番キレイに仕上がります。
ろ過バクテリアとか云々言っておりますが
結局は魔法でもなんでもなくて地味な手入れです。
定期的なメンテナンス
- 3か月に1回の上部フィルター掃除(もっと頻度上げたほうがいい、けど私のリアルな頻度です)
- 上部フィルターのモーター部分は1か月に1回くらい
半年に1回のリセット(季節の変わり目がおすすめ)
- 上部フィルターは触らない
- 水道水で水槽、底材の丸洗い
- 半分以上、水を変える
以上の日頃の手入れ、定期的なメンテナンスによって我が家の金魚水槽は維持されています。
これらのやりかたは、ごく一部の飼育方法です。
もちろん参考になれば幸いですが、このやり方が正しいとは限りません。
私の勝手なやり方です。
もっと効率よくてもっと要領のいいメンテナンスの仕方があると思います。
最後に
さあ、アクアリウムの沼にハマって日々の試行錯誤を繰り返して自分なりの最高な水槽を作りあげましょう。
自分が手掛けた水槽が時間をかけて育っていく様を見るのは最高です。
でも最高状態に仕上がった水槽を破壊(リセット)しなければならない日が来て、でもそれは水槽維持には欠かせない行いです。
なかなか奥が深いですよね?
ハマらない大人がいるんでしょうか?
とにもかくにもやってみて欲しい趣味です。
我が家の金魚たちでした。(全員ではない)
ではまた。